2017年8月2日水曜日

今月初!

試験直前とあってもう一人の先生も参加!
初めてのサークルだが、いつも通りに進めつつ、
初参加の先生もいつものメンバーも、学べる場に設定した。
授業後に元からいたメンバーにはいつも通りに
課題と学習指導要領からどんな点を中心に構成したのかを聞き、
よかった点や今の授業でのもう一押しの対応などを伝えた。
かなり、授業の対応がよくなってきている。
特に笑顔がいい!
初参加の先生には、よかったところを元からいたメンバーに言ってもらった。
これは自分が授業で意識できることになる。
初参加の先生には嬉しいコメントになる。
私からは、別な視点からの良い点や今の授業でのもう一押しの対応を伝えた。
後は少しでも模擬授業のネタになればと、資料を渡した。
どれも食い入るように見ていた。
特別支援がらみの演習も行った。
これは自分のこれからの授業で生かしてもらえるためであるが
2次試験での場面設定での対応などの「知識」にもなる。
簡単だったようで、全問正解だった^^
最後は私の模擬授業を2つ。
1つは、林先生の「日本人の素晴らしさ」を予想しての道徳の授業。
1つは、来週行われる酒井塾での酒井先生の前での授業。
2人はこの授業にびっくり顔^0^
TOSSの最先端は、若者を魅了する!!

2017年7月28日金曜日

今月2度目の例会(7月27日)

今回も、模擬授業がメイン。
準備運動として、小嶋論文を読み合わせ。
授業の核たるところのお話。
改めて気づくことが多い。
でも、若い二人には新鮮だったようで、マーカーをつけまくっていた。
私もよい刺激になると同時に、反省も多くある。
思うのは、「あの子にどれだけのことができただろうか・・・」である。
サークル員の2人には本当に感謝である。

さて、今回の授業は、国語の辞書の引き方と短歌の授業だった。
この2つは、法則化やTOSSの授業の中でも王道である。
それでも、課題と学習指導要領と照らし合わせてみる。
やることは変わらない。
丁度よいので、TOSSインターネットランドを最後に教えるのがよいだろうと
印刷はしておいた。
授業した二人はそれぞれに視点が違う。
1人は特別支援学級の子どもたちに教える丁寧さがあり
1人は交流学級の体で授業している。
最初の設定がないのだから仕方がない。
それぞれによさがあるが、今回はY先生に軍配が上がる。
視線があう、半身で書く、説明は少なめにという面で群を抜いた。
私も最後に授業する。私は基本的に「教えない」授業で見せる。
指示と発問で情報を子どもたちから引き出すようにした。
私の授業をメモしまくるのは腕の上がってきているY先生だ。
共感できる部分があるのだろう。

甲本論文、河田論文による授業展開の例を渡す。
来週には2次試験がある。
今はできるだけたくさんの授業展開を学び、
どんな問題が出てきても指示と発問で授業を組み立て
極力説明をなくす授業にしていかなければ伸びない。
Y先生はどんどんマーカーをしていた。
2人は特別支援学級の先生だ。
そのため、宮尾Drの論文を演習形式で取り組ませた。
今月の氏の論文は、2人に共感することが多いようで
うなずいたり、そうすればよかったのかと目を丸くしていた。

そして私の酒井式の模擬授業を3つ見てもらった。
今回、「色」をテーマに授業する。
正直に感想を言ってもらった。
これをもとに、再度構成する。
濃い2時間30分だった。



2017年7月21日金曜日

教採用模擬授業

まずは、小嶋論文より授業について読み合わせる。
特別支援からの視点だが、誰に対しても言える。
「心当たりない?」
とポイントごとに聞いていく。
そうしたことで、入力→出力となるし、当事者意識で読める。

模擬授業は、サークル員の希望により教採から出した。
今回は国語だった。
問題を見るとかなり難しい。
素直に物語や説明文をもってこれないところに出題者側の意図を感じる。

用紙には、課題→問題文→学習指導要領、という配列だった。
本番同様に、13分で授業を考え、10分で模擬授業をする形にした。
ただし、授業の途中でギブアップあり!とした。
サークル員は二人とも1つめの授業をやりきった。
このタイプは、課題→問題文→学習指導要領と見比べていき、
課題と学習指導要領を対応させた授業にしなければいけない。
研究授業と同じである。
しかし、若い二人はそれを知らなかった。
「学習指導要領のどれが一番、課題にあう?」
の問いかけにドギマギ・・・
二人とも問題文を先に見ちゃうのである。
これは、ある意味、研究授業の弊害でもある。
なぜなら、教材観→児童観→指導観という流れで研究授業をやってきてないからだ。
2回目は二人とも意識できた。
「反対にどうして、ア)は使わなかったの?」
というと、
「問題文ではそこにあたる内容が含まれていないからでしょうか。」
と返ってきた。それでよい。
しっかりと学習指導要領と問題、そして課題を照らし合わせて
授業を展開させている証拠である。
私も当然、授業をしている。
時間をかけるところ、流すところをきっぱりとしてやりたいところに突入する。
そんな感じで授業は構成していた。
2つめは、「教室で子どもたちにやるとしたらね・・・」という感じで授業した。
先生の意見に、〇か×か?書きなさい。
理由を書きなさい→発表。
先生から反論。
それに対して反論。
最後に、自分の意見を書いてごらん。
私は何も教えていない。
書いて発表、色んな意見を聞いて最後に自分の考えを書く。
TOSSであれば普通であるかもしれない。
二人はこの「させる」「教えない」ことに驚いていた。

2017年7月8日土曜日

久しぶりのチェイサー

模擬授業をメインに行いました。
普段の授業でもそうですが、2次試験も近いということで^^
お題は算数。
1~6年生の内容で、自分でできそうなものを選び、授業します。
構想に10分、授業は10分だけど、完結、もしくはギブアップまで。
選んだのは3年生の割り算。
授業した先生は、恐らく校内研修で授業したら
結構なよい評価をもらえるであろう展開をしていた。
最大は、図を描かせる、見せるという「行為」があったこと。
これにより、何をするのか、式の意味などわかってきます。
でも、等分除の図にはなっていなかった。
せっかく授業したので、少し、エクササイズを行いました。
図を書いて説明する際に、黒板に向かったままでした。
「今のところ、図がずれちゃう可能性があるよね。
 まずはどこまで描かせる?」
「黒板に向かったままだと、その間、子どもが何をしているかわからないよね。
 どんな立ち位置がいいと思う?」
などのようにストップモーションし、修正し、授業を進めていきました。
教採用としては、
どうして日付を書いたの?ページをなぜ書かないの?
課題を書いた意味は?
など聞いて、答えてもらいました。
試験官が聞くからというよりも
普段の授業においても
「教師の行為には意味がある」
ことを伝えるためです。
全て、スラスラと答えていたので、ここはこれまでの学びが生きてました^^

レポートとして、小嶋悠紀氏の「特別支援を要する児童が荒れない授業の条件」
安原ドクターの「自閉症スペクトラム症の子どもへの対応の仕方」
向山洋一全集49巻より、プロ意識について資料を読みました。
次回は、国語を中心とした模擬授業になります。
7月18日を予定しています。

2017年3月29日水曜日

「教え方セミナーIN根室」開催報告

平成29年3月28日P.M.5:30~P.M.8:00
根室において、教え方セミナーを以下の内容で開きました。
参加者は3人(男性2名、女性1名)でした。

講座1 始業式を迎えるまでにやっておきたいこと<黄金の3日間>
     向山洋一氏の論文から、自分が新学期に向けて用意しなければいけないことに
    線を引いてもらいました。そこから、自分にとって何が一番大切かを発表し合い
    ました。なぜ、そこに線を引いたのかの意見を交換し合いました。
     私からは、「ほめる」をキーワードにして、話をしました。システムづくりの
    中に、「ほめる」ことを意識すると、子どもたちがより意欲的に動くようになっ
    たことを、写真を交えて話しました。

講座2 模擬授業「算数:わり算の筆算」
     参加者にわり算の筆算の模擬授業をしてもらいました。
     3者3様でしたが、それぞれにいいところがありました。
     それを元に、さらに授業を洗練していくとさらに授業がよくなることを話しま
    した。最後に私が模擬授業をしました。
     参加者は「教えないってこういうことだったんですね」と驚いていました。

講座3 テスト・教材はこうして選ぶ!子どもに優しい教材は教師にも優しい!!
     国語に絞っての講座でした。
     物語教材で、大問の一つを解いてもらいました。
     答えづらい中、答えやすい問題が浮き彫りになってびっくりする参加者。
     これを、〇つけするとき、どこまで部分点をあげるのか?答え方はどこまでよ
    しとするのか?などを考えてもらいました。一同、大変・・・それは子どもも同
    じなんですというと納得!
     すぱっと教師が〇つけできるものは、子どもも答えやすいものであり、難しい
    問題は授業の中に盛り込んで鍛えればいいだけであって、テストに求めなくても
    よいのでは?と話をしました。
     算数も教えてほしいということだったので、計算問題で枠があって位がとりや
    すいものや文章問題でどれだけ計算のマスを用意してくれているか、教科書に沿
    っているものを比較すると、どれがよいのかわかってくることを伝えました。

講座4 新学習指導要領を意識した授業づくり講座
     ICTを活用した授業に限って講座を展開。
     算数の図形や解答をする際に、全体に見せるとトラブルが減ること、道徳は、
    パワーポイントを使ってと、模擬授業やサイトを見せながらの展開でした。
     参加者の一人が、テレビにつないでテレビ上の図形を動かせたり、タッチパ
    ネル状になる器具を購入することを決めた。どのように使うかで悩んでいたよ
    うだったので「まずは何でも作って子どもたちに実践してみること、そのうち、
    ICTを使った方が効果的な教材が見えてくること」を話しておきました。「やっ
    てみます!」とのことだった。

講座5 QAフレッシュマン講座
     なんでも悩んでいることを気軽に聞く形にしました。
     教材の選び方で、特別支援の子どもたちにでどこまで自由に選べるのかという
    ことだったので「先生が『これ!』と思うものでよいこと、ただし、通級との関
    りが必要なときがあるので、担任に確認をとること、保護者にも了承をもらって
    おくこと」を伝えた。
     教具の用意の仕方についても質問があった。忘れ物があるのは当然と思って事
    前にどれだけ、用意しておくかが大切で、子どもたちがその学習の時間に勉強が
    できる環境にしておくことが教師の務めであるのでは?と話しました。(忘れ物
    指導と学習指導は分けておくことも)
     当番の仕事をさぼった時の対応も聞かれました。その時は、教師がやってあげ
    ればよいこと、そのうち、子どもがやるようになるからその時を見逃さないで誉
    めることも大切なことを話しました。教師がやることに驚いていました。どうし
    ても説教したくなるそうです。それも人として思うこと。でも私たちは教師だか
    ら、子どもたちができるようにしてあげるべきだから、これもシステムとして仕
    組むことが大切であることを付け加えました。
     他、いろいろとありました。
以上です。

2017年3月4日土曜日

教え方セミナー(新年度準備:根室会場)

日  時   3月28日 ※詳細が決まり次第、お知らせいたします。
          18:00~20:00
場  所   根室市(成央小近辺)
内  容   ①模擬授業「算数」 ※わり算の筆算
       ②始業式を迎えるまでにやっておきたいこと講座
       ③テストはこうして選ぶ!子どもにも教師にも優しい教材選択講座
       ④新学習指導要領を意識した授業づくり講座
       ⑤「ここ、どうするの?」QAフレッシュマン講座

みなさんのご参加、お待ちしております。
申し込みは、hizikata1192@yahoo.co.jpまで。