2022年2月11日金曜日

第4回法則化チェイサーZOOM例会報告

 日 時 R4年2月11日(祝) A.M.7:00~7:50
     ※無料ZOOMのため、青木が一度落ちてしまい、再度入室という開催
参加者 山本、小林、五十嵐、勝田、青木
内 容 1 (山本)模擬従業「たぬきの糸車」
          実践発表「宿題の音読投稿」「PC版スクラッチ」
              「日記の上達変遷」
    2 (青木)模擬授業「雪の結晶を作ろう」※寺田実践追試

<山本先生>
 「たぬきの糸車」は、椿原先生の図読法の実践紹介。図に書いて示すところまでは、これまでの紹介でわかっていたが、山本先生の紹介には「再話」がついていた。だから、要約する際に「こう言ったな」「あれは書くな」など思いながら取り組めた。「再話が大事って書いています」と著書を紹介してくださった。今までは図に書いても私はピンとこなかった。それを山本先生は「たぬきは」と読み方まで最初に教えてくれた。ADHDの私でもすんなりと、取り組めた。そして、キーワードを隠して表示。これはできない子への配慮である。不安な子どもたちが自分の回答に自信をもてる。これがあるから、みんなが安心して取り組めるのである。最初から示さないのは、できる子どもたちへの配慮。これ、微細な技術だが、授業には欠かせない配慮である。
 「PC版スクラッチ」は、大きさも自由に調整、やり直しもできるとあって子どもたちも安心して取り組める。作品から「楽しんでいる」様子が伺えた。PCのお絵かきとなると、機能を楽しんで結局、作品がうまくないことが多いのだが、生き物たちにクオリティを子どもたちが求めている。たこさんの吸盤に「図形」を用いる。初めは自分で描いたのだろうが、うまくいく方法を自分で見つけて採用したのだろう。子どもたちの意欲の表れがいっぱい詰まっていた。
 「宿題の音読投稿」は、これまたすごかった。課題を出された子どもたちが動画で宿題の音読(暗唱)を投稿していた。紹介された子どもたちは、自信たっぷり!きっと、投稿するまで、何度も練習を重ねたのだろう。そうでなければ緊張なく読めない。給食のお昼の放送を担当する高学年ですら、献立などを噛んでしまい、聞きづらいことが多い。1年生でこんなにできるところは、見習うべきだろう。変化球として、「鬼〇の〇」の好きな場面を暗唱というものがあった。よく、教科書の音読で演劇風にさせるのを見るが、どうせやるならこっちの方が子どもたちは役になりきって音読するだろう。いや、セリフを回すだろう。しかも、難しい言葉やきれいな日本語をである。
 「日記の上達変遷」は、昨年9月よりタブレット持ち帰りの一環として取り組んできた日記の様子の変化の紹介。初めは横書きや平仮名でいっぱいだったのが、今では縦書きができたり、改行、漢字変換と多彩な表記に成長していた。1年生がである。取り組み続ける力の結晶を見た!

<雪の結晶紹介>
 来週、1年生で取り組みたいと組んでいる先生が言うので、サイトを作ってみた。寺田先生の講座を受けて、メモしていたのをもとに作成した。紹介時には山本先生だけだったのだが、素敵な結晶が仕上がっていた。本日の参加者にはメッセンジャーにてサイトをお送りした。

今月も早い時間からの開催に駆けつけてくださり
ありがとうございました。
ここ2回、土曜日開催だったので明日と勘違いされた方もいらっしゃいました。
日程を変えてはいけないというよい教訓になりました。
大変申し訳ございませんでした。
そのお詫びも込めてのサイトの送付でした^^
ご容赦くださいませ!
次回は3月のいつか・・・でも土曜日です!!
カレンダー見て開催を予告します。
月1だからこそできるほのぼのバンバンの世界。
目指すところは、子どもたちのできた・わかったという確かな事実。
チェイサーはどこまでも実践をおいかけていきます。