ウオーミングアップとして、『教師の365日』を音読。
大切だな、勉強になった、発見だなあというところに
線を引いてもらい発表。
全員が似た個所に引く。
この時は、趣意説明の原則で何回か扱ってきているので
何が大切かがわかってきているようだった。
久しぶりの開催なので、早速、模擬授業に入った。
(本当は、特別支援に関するワークを用意していたが雰囲気的に^^)
一応、課題を用意していたが、それぞれに授業を準備してきた。
いよいよ、主体性が強くなってきた!いいぞ!!
TOPバッターはY先生。
いつも笑顔で聞き取りやすい指示・発問がウリ。
授業は、わり算の筆算の導入を持ってきた。
課題を書くというスタイルは、現状では仕方ないとはいえ、
なかなか上手な進め方をしていた。
よかったところは、100の束を10の束にばらしたところで
「4人に分けると、いくつずつになりますか?T先生。」
と指名したところだった。
これは実際にわけさせてみたいところだ。
しかし、教科書に書いてあるのですぐに答えられるのである。
筆算のやり方まで行かなかったので、やってもらった。少し、ごてごてしている。
T先生にもやってもらったが、もっと、ごてごてしていた。
「うまく進められないよね?ここはすっと進めてノートを取らせたい。
それなら、何をすれば進めることができる?」
と、二人に問うた。
エピソード、話術、物など様々出てくるが、私が模擬授業をした。
「さて、私は、何をした?」
と聞くと、T先生がすぐに
「聞いて進めたことですか」
と答える。パターンや型が決まっている授業は
「次に何をする?」「先生は何ていうでしょ?」
というように進める方法もあることを話した。
次はT先生。
授業は、本日授業した反比例のグラフの描き方だった。
難しいなあと思ったのは、導入からごてごてしていたからだろうと推測。
しかし、授業では子どもたちは全員がグラフを書き、計算スキルもできたという。
模擬授業では「?」となることでも、授業では子どもたちにできるということがある。
これは、T先生と子どもたちの呼吸の問題だろう。
子どもたちとの呼吸が合っているから、授業が進み、
内容も子どもたちの中に落ちていったのだろう。
教室の雰囲気が想像できる。いい授業をしている証拠だ。
・・・もう少し、丁寧にカリキュラムは考えようと思った・・・
この感想は模擬授業を終えての感想だろう。
子どもたちにはよかったが、大人には疑問が残る授業。
そこに違和感を感じたのが素晴らしい。
ここからが学びのスタートになる。
何度もスタートはしてもよいのである。
ストップしたままではない限り、勝利の神様は微笑んでくれる!
私も授業をした。教育公開日で行った漢字文化の授業だった。
TOSS北海道の佐々木先生の追試である。
教科書の流れから1年生でもおもしろいと考えてサイト化した。
・・・青木先生が見せてくださった「国語の授業」は楽しみながら
学ぶことができ、大人でも楽しめる内容で構成されていて、
驚きました。まだまだ勉強不足です・・・
という感想があった。
大本は、向山洋一氏の「□に2画を足して」の授業。それを2年生の授業開きに佐々木氏が構成。
私はサイト化しただけであとは、いかに保護者を巻き込むかを
雰囲気でもっていった。
子どもたちがわいわいいいながら、楽しんでくれたり、
脚や爪の場面で、あそこ!と叫んだり興奮状態にあるところを
お見せできたのでよかったと考えている。
大人が熱中する授業は子どもも熱中する。
二人の感想は表裏一体でおもしろいと思っていた。
ついでに懇談資料の話をした。
懇談資料の進め方(青木バージョン)をした。
資料の文をそのまま読むという二人。
それが普通だろう。青木のやり方を話すと
「それならわかります」「あきないです」「保護者もわかりやすい」
との感想をいただけた。
いずれどこかで使ってみてもらえるとうれしい。
論文の読み合わせで、『教室ツーウエイ2011.3』から大森論文。
あこがる授業を早く見つけて近づくことを
同じく小嶋論文から、具体的な聞き方で子どもたちを巻き込む授業構成を学んだ。
あっという間の2時間だった。
T先生の歴史好きは、私の新しい発見^^
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