2017年7月21日金曜日

教採用模擬授業

まずは、小嶋論文より授業について読み合わせる。
特別支援からの視点だが、誰に対しても言える。
「心当たりない?」
とポイントごとに聞いていく。
そうしたことで、入力→出力となるし、当事者意識で読める。

模擬授業は、サークル員の希望により教採から出した。
今回は国語だった。
問題を見るとかなり難しい。
素直に物語や説明文をもってこれないところに出題者側の意図を感じる。

用紙には、課題→問題文→学習指導要領、という配列だった。
本番同様に、13分で授業を考え、10分で模擬授業をする形にした。
ただし、授業の途中でギブアップあり!とした。
サークル員は二人とも1つめの授業をやりきった。
このタイプは、課題→問題文→学習指導要領と見比べていき、
課題と学習指導要領を対応させた授業にしなければいけない。
研究授業と同じである。
しかし、若い二人はそれを知らなかった。
「学習指導要領のどれが一番、課題にあう?」
の問いかけにドギマギ・・・
二人とも問題文を先に見ちゃうのである。
これは、ある意味、研究授業の弊害でもある。
なぜなら、教材観→児童観→指導観という流れで研究授業をやってきてないからだ。
2回目は二人とも意識できた。
「反対にどうして、ア)は使わなかったの?」
というと、
「問題文ではそこにあたる内容が含まれていないからでしょうか。」
と返ってきた。それでよい。
しっかりと学習指導要領と問題、そして課題を照らし合わせて
授業を展開させている証拠である。
私も当然、授業をしている。
時間をかけるところ、流すところをきっぱりとしてやりたいところに突入する。
そんな感じで授業は構成していた。
2つめは、「教室で子どもたちにやるとしたらね・・・」という感じで授業した。
先生の意見に、〇か×か?書きなさい。
理由を書きなさい→発表。
先生から反論。
それに対して反論。
最後に、自分の意見を書いてごらん。
私は何も教えていない。
書いて発表、色んな意見を聞いて最後に自分の考えを書く。
TOSSであれば普通であるかもしれない。
二人はこの「させる」「教えない」ことに驚いていた。

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